2015年03月29日

出来る ランニングコストダウン

 

先日1月に引き渡した住宅の光熱費の結果を確認しました。今日はそのことについてコメントしたいと思います。

夜間電力の安さを利用したオール電化の試みはどこでも行われています。私も20年程前から提案していたシステムですが、4年前の原発事故以来 上がりに上がった深夜料金は事故前に比べたら2倍以上に値上げされています。それらのことはまた後にして 私が悩んでいたのは室温を20度に保つ最適温熱環境をどうローコストで実現するか でした。

イニシャルコストとランニングコストのかからない かつ快適な温熱環境の家造り、今回ようやくそれらの答えが出てき始めました。

答えから先に述べます。次世代の上をいく断熱工事と省エネエアコン それに日射取得を組み合わせると私の望む答えが出ます。

エアコンを24時間切らずに働かすこと、支障のないところでの日射の取り込み(カーテンを開けて欲しいんですが人目の問題が)、それでもまだ安い夜間の時間帯での家電を働かす、など家人の協力で一ヶ月一万円を切る電気代です。これで調理 照明等の家電を動かしお風呂などの給湯をまかない かつ全室18〜20度の快適温熱環境、が出来ています。

金額的には良いとは思いますが、エアコンの他の問題、過乾燥と風。幸い湿度計を置いてもらったので随時見ていただきました。赤ちゃんがいるのでよく部屋干しが多かったとのことでしたが、私が見学会まで居た時の50%からほとんど変わらず50パーセント台を維持していたとのこと。過乾燥になりやすい引き渡し前と高湿度になりやすい赤ちゃんの居る家と ほとんど変わらない湿度。また24時間スイッチの入った状態のエアコンはその風を嫌がる方が多いのは承知していますが、実は、ほとんどは休止しているのです。あまり働いていないと言えます。

ということで、私の思い描く理想の家造りの核心を持つことが出来ました。ここからは少し営業になってしまいますが事実です。小田原市は北海道ほどでは無いにしろ次世代基準の上をいく断熱工事が必要でしょう。そして自然素材など湿気をコントロールしてくれる素材で仕上げる事。出来れば壁の中もウールやセルロース断熱材であれば完璧でしょう。前出の湿度の変わらない家はそれを物語っています。

あとは日射をどうコントロールするか、夏の日よけ」対策が課題となります。この部分はお客様にも協力していただかないと出来ない問題です。私達が建築的に出来ること、窓の数 大きさ LOW−Eガラス 方位 庇の長さ ルーバー 建築緑化などが有ります。

ゼロエネルギー住宅は、今国策では有ります。エネルギー的には正解と思います。私もその取り組みを増していますが、求められる家はそれだけでは無いことも承知しています。言葉は簡単ですが、健康で安全 安心 落ち着く等の多面的要素を備えた家造りをこれからも続けたいと考えています。

posted by yamada at 10:34| Comment(0) | 日記