2016年07月29日

上棟できました。

猛暑の中での建前かと予想していましたが、案外涼しくて助かりました。今日は太陽光発電の業者が来て屋根にパネルを載せる作業をしています。

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ビルトイン仕様にした太陽光パネルの設置なので屋根ができるとすぐの工事になりました。機械加工ではなく手加工での作業なので様々な形で作用するモーメントに対し適切な継ぎ手を作ることができる利点があります。

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上記の継ぎ手が追っかけ大栓継ぎです。一本ものに近い強度がでて横からのモーメントにも強い継手です。桁周りや胴差材の継ぎ手に使われます。この形の進化形により強い継手に金輪継ぎがありますが、今は一般的ではありません。

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わかりにくいけれど 台もち継ぎです。大きな材の継ぎ手に使われます。横に火打ちがありますが。実話あまり好ましくありません。継手のそばに横に働く材があるのは本当は良くないのですが、現実問題として避けられません。対策としてホゾをかましたりボルトを入れたりと強固な継ぎ手にしています。

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土台での写真ですが、一番使われる継手のカマ継ぎです。土台に限らず桁や母屋などあらゆるところに使われる継手です。機械加工の継ぎ手はこれだけです。ここが手仕事と違うところです。

 

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母屋の継ぎ手のホゾ差しそぎ継ぎ。材料を持ち出して継ぐカマ継ぎとは違う靄などによく使う継手です。

 

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バルコニーの木組みです。通し柱を挟むようにして持ち出しています。通し柱を傷めない 水平抗力を利かせていて かつbalconyを受けています。設計者の面目躍如 といったところ。かなり複雑な加工です。私はほかの方法を提案したのですが、設計者はこれにこだわりました。そのほか 組んでしまうと見えなくなってしまいますが、渡り顎や兜アリ継ぎ などもあって継手オンパレード までは言いませんが多種彩々の住宅です。

posted by yamada at 07:02| Comment(0) | 日記
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