2009年10月04日

パッシブハウスを見る

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先日熊谷へ行って来ました。日本で一番夏暑いと云われる所です。 私が昔 省エネエコロジー研究会にいた頃の仲間が誘ってくれたのです。 真夏の40度近い外気温でもクーラーを使わず28度程度で暮らせる室内環境を作り出していました。パッシブソーラーの王道です。 写真の家が今回の実験場です。といってもしばらくはモデルハウスとして使うだけで2年後くらいには売り払う予定の住宅なのです。

ここで改めてこのパッシブソーラーの家を説明したいと思います。 熊谷という地の利を生かし 夜の22度程度の冷気温を窓を開け広げて室内に取り込み昼は鎧戸などで直射日光を遮るのです。 当然高断熱仕様の建築ですが、ここには窓の仕掛けがあります。また住む方の意識も必要になります。

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上の写真を見て解るとうり鎧戸はベランダの外側に着いているのです。ベランダそのものも直射日光に当てないのです。 夜室内側の窓を開けても鎧戸が防犯を担うのです。

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上の写真は輿屋根についている高窓です。 タダの窓ではなく風が吹くと自動的に閉まり 外からの風が弱いときは室内の上昇気流で開くようになっています。

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リビングから見た2階吹き抜きホールの天井格子の向こうに高窓が見えますね。 その抜くための空気は実は縁の下から導かれる様になっています。

また地下水を熱交換して結露しない温度まで引き上げた冷水を壁の中に通し畜冷壁として活用しています。 その熱交換部が縁の下でわずかの様ですが、冷風化して1階床の所どころに開けたスリットから室内に入り天井へと動いてゆきます。 その他グリーンカーテンやヨシズでの遮光 2階天井の2重通気層 効果的な植樹や風の通りの計算 調湿作用のある壁や天井の素材等細かな 涼しく過ごすための道具や気配りが総合して働く快適な家でした。

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posted by yamada at 21:46| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
お久し振りです。領域統合」見に行きましたか。私も見たかったのですがチャンスを逃してるうちに寒い季節になってしまいました。来年の夏にしようかな?甲斐さんとは最近よく会っていて先日八王子に泊まりに来た。来月また泊まりに来ます。みんなで会いたいですね。
Posted by 落合 at 2009年10月29日 11:59