ここ最近 個人的な用事や細かなリフォームの相談などでこのブログも滞っていました。 また震災による製造元の復旧に伴い 各資材が動きだし 私達職人さんの動きも活発になってきました。私の現場は、 たいした影響もなく 大工さんの造作工事が粛々と進んでいます。
押入や クローゼット 作りつけの本棚工事 そして壁の次 は、天井工事です。
写真は、1階の天井下地です。化粧梁の中程に下地を組み 杉の天井板を張ります。木組みの家モデルの基本仕様です。 梁を表すことは意識的に行っています。コストダウンもありますし 梁が見えることで無意識の安心感が有ります。コストダウンと言いましたが、 化粧で見せることがそうではなく 階高を下げることで生まれる表面積の 差 が そうさせるのですが、この現場では、 実はその効果がでないのです。なぜか? それは今回 外壁にガルスパンを用いたため常尺が 3mと4mしかなく 逆に切り落とし作業もあり アル意味 無駄とも言えます。
写真にもどり 照明器具の種類によっては、下地の組み方が変わります。ダウンライトがつくときは下地を開けておかなければなりません。 器具付けの時天井板とともに穴開け作業をします。
2階の天井下地です。ウールの断熱材が見えます。100o厚のものを2枚重ねて200oの状態にします。 ここまでしないと 次世代基準の省エネに なりません。熱抵抗値4,0です。私達は、状況に応じてこれ以上の数字を求めます。が、 温暖と言われる小田原では、これを標準とします。ウール20%ポリエステル80パーセントの パワーフリースと呼ばれる断熱材商品ですが、 それでも価格は高く 使う人は、少ない様です。このこだわりは以前 お話したとうり 保湿と 放湿のバランスが、 他の物にはない 優れものだからです。
良い商品も 良い作業 施工があってはじめて成立する効果です。一つひとつ 細かく止めて 隙間無く充填する を心掛けて居ます。
天井裏から見た作業風景です。
天井の下地の光景です。右が石膏ボードを貼っています。2階の天井仕上げは、珪藻土クロスです。当然紙素材なので 透湿性が有ります。 そこが重要なのですが、たとえ石膏ボードでも 透湿性能は合板の15倍は有ります。何度も言いますが、日本の住宅造りは、 透湿性能が大事 なことを忘れないでください。
そして 家造りは終盤に入ります。