2014年10月27日

未来都市シンガポール

 

今 政府は観光客誘致の目玉にカジノを併設した大型総合施設の建設を打ち出しています。その原型なのがシンガポールにある あのマリーナベイサンズ。今回そこに泊まる を経験し日本の将来を考えたい と大きく出ましたが、正直考えさせられることが多かった出張でした。

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下から見上げると飛行船がビルのうえに載っている という圧巻の光景です。高層ビルの建ち並ぶ中心地より少し離れて建っているのでどこからでもこの特異な姿を眺めることが出来ます。私の部屋は9階に有りました。下層階ですが それでも眺めは良く 中の吹き抜きを見下ろすとラウンジが壮観です。

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映画等に出てくる未来都市を目指しているようです。この国は間違いなく観光立国のみを目指しています。昔からきれいな国 だけど何もない国、とも言われ事実農業も無ければ漁業もない もちろん山もないので森もない そんな国が伸びてゆくにはまさにこの方法しかないと自分も思います。

日本の淡路島ほどしかない国土で様々な国策をしています。一番関心をしたのはこの国の教育方法です。小学から中学への約10年で出来る子の2割ほどを特級の高い教育を受けさせ その下の6割は普通の高等教育を 残りの2割の子は職業訓練へと導き 乞食を出さないそうです。昨今では特にインド系の若者が海外へ渡って人材を供給しているようです。国の平均年収は日本と変わらないそうで そのうち日本を追い越していくそうです。

 

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2014年10月19日

ドイツ観光

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言わずとしれたドイツ最大の観光目玉 ノイシュバンシュタイン城 シンデレラ城のモデルともなった森と泉に囲まれたブルーシャトーです。国を傾かす程の巨費を投じた王様の道楽が後に国の宝物になるなんて。古今東西 美的感覚の優れた指導者の巨費をつぎ込む芸術が残る国は特にヨーロッパでは建築に音楽に 絵画等 私達に大いなる世界遺産として残し楽しませてくれています。

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インスブルックの鐘楼から見る町並み。

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オーストリアやスロバキアにまで足を伸ばした今回のドイツ旅行での最後の宿泊地 ウイーンでのホテル パークホテルシェーンブルンは外観もクラシックで室内も豪華でした。駆け足の旅行でしたが それなりに楽しめました。還暦旅行 来年はスペインを予定していますが、さてどうなることか?

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2014年10月17日

チロル地方の建築

 

さて ドイツ国境を渡りオーストリアに入り 昔の映画 サウンドオブミュージックで見た草原や湖 山や谷 花で飾られたミラベル庭園など とても懐かしく 美しい所でした。ザルツブルグからバスで1時間ほどのザルツカンマーグート地方と呼ぶそうです。また1時間ほどの山間にある世界で一番美しいと呼ばれる湖畔の街 ハルシュタット 忘れることのない風景です。

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恥ずかしながら上の写真は私と奥さんです。

町並みがドイツとはまた違ってかわいさが強調されていますね。日本でいえば軽井沢に有りそうなペンション ホテルの原型がここに有りました。木造で作る比率がドイツより多い感じがします。

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リフォームしている現場です。基本的には構造は同じでした。

 

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2014年10月12日

ドイツ中世の木造建築

 

現代でのドイツ住宅は、我々日本より断熱性能の面ではだいぶ進んでいます。特に窓性能については格段の 差 は否めません。原発を辞め自然エネルギーだけに頼ろうとしています。我々観光客の目にも風力発電の風車の数の多さが見て取れます。勢い住宅の断熱性能を上げる必要が、あるのです。東日本大震災の後の様な日本中の照明やエネルギーカットの状態がドイツでは行われて要るようで あちこちの照明がカットされています。ガイドさんもそれは話していました。

さて中世ドイツの木造建築の特徴は下の階が石やレンガで構築されて 屋根を含む階が木造であることは話しました。次の写真が良くわかるでしょう。

 

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石造りの上に木造の梁組を載せています。

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この上の写真はローテンブルグの町を囲う城壁の屋根の部分です。赤い色の引っかけ桟瓦の下が見えます。

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古い町並みに合わせ リフォームもしています。

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2014年10月11日

ドイツのかわいい家並

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ドイツ 中世の家並みを残す世界遺産ローテンブルグの家々です。デイズニーランドの入り口にあるお土産やさんの家々に似ています。急勾配の屋根を強調した 一見飛騨高山の合掌造りにも似ていますが、その趣は女性的な感じです。縦長の小さな窓を連ね 窓下に花を並べる風情は観光を意識した配慮とも受け取られます。

1階部分はほとんどが石造りかレンガです。木造で構築しているのはその上の屋根を兼ねた2,3,4階の屋根裏部屋となっています。

ヨーロッパの建物は中世以前からのキリスト教の大聖堂や高くそびえる鐘楼が、どの集落にもあり街の中心に位置し それを取り囲むように町屋が有ります。統一された赤い屋根レンガと相まってとても美しく見えます。

この中世の街も日本と決定的に違うのが街を囲む城壁が 有ることです。おなじロマンチック街道にあるネルトリンゲンという街など その昔のクレーターを利用して城壁を作っている 戦争の歴史に彩られた結果のたまものと言えるでしょう。 

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2014年10月09日

ドイツの旅

 

今年の夏は忘れられない夏になってしまいました。不覚にも丸鋸で小指を切断してしまいました。左利きの私は、右用の丸鋸を使っているのですが、木材の縦曳きの危険性は十分認識していたのですが、魔が差したか 気を抜いてしまったか 痛さよりこの出来事にショックを受けていました。すでに7週目になりますが、中指も骨まで達していて 今リハビリ中では有ります。実に悔しいの一言では有ります。今現在は100%ではありませんが実務に復帰しています。

さて ケガの事は予定外でしたが、今年の還暦旅行ではドイツに行って来ました。ほぼ観光では有りますが、同じ木材の軸組工法で立てる建築は日本と同じなので、その違いや特徴が見られたら良いな と思いながらロマンチック街道やチロル地方 オーストリアを回りました。

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夕方に着いたローテンブルグの城壁から写した町並みです。急勾配の屋根を強調した家々が特徴の旧市街です。中世の街並を残す世界遺産で ロマンチック街道のハイライトの場所でもあります。

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2014年06月01日

豪快な建築になりそう?

 

本当に久しぶりのブログ更新です。今年はいろいろありました。消費税の導入 駆け込み需要 迫る工期 大雪での遅配と仕様変更 遠い現場 重なる引き渡し それぞれに個性あふれる建物、直接手を下さないと気が済まない職人根性。言い訳のオンパレードをもってお許しくだされ。

 

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さて 今年の正月から根曲がりの梁材を求めて箱根金時山の中腹から切り出した檜梁の完成形です。3月に乾燥釜から出し 繊細な組み手加工と手斧の化粧を施し5月の初めに建て上げました。

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8寸の大黒柱に刺さる大梁の豪快さもそうですが、繊細な大工の手業も素晴らしい建築になっています。大量の木材を使用していますが、当然ベニヤなど使わず 全て無垢の木材で下地から作られていて、100年以上もつ建築として素材と工法を厳選しています。これだけの素材と手間を掛けても私達の建築は大手住宅メーカーの価格と変わらないし 遙かな品質をほこります。

 

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耐震等級や 断熱等級 等長い経験と施工技術が安定していて高いレベルでどの家も優れて居ます。この建物はまた、日本の古典建築をベースに新しいデザインを取り込んで住まいやすさやモダンの演出を試みようともくろんでいます。随時情報発信しますので こうご期待 有れ。

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2014年02月27日

山の木を製材する

 

先月伐採した木の製材が、やっと始まります。体調不良や製材所の都合 また今回の大雪の影響で遅れに遅れていました。ようやく製材してもらえます。

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乾燥させる前の少し幅広の太鼓落としです。この後皮むきをします。皮むきは乾燥させる前の

まだ湿った状態でないとはがすのが大変です。こうしてみると根曲がりの状態がよく分かるでしょう。本当は全体に曲がっていた方が良いのですが、檜 杉のたぐいはこんな物です。しかしまあ 迫力のある太さでしょう?少し太いかもしれませんね。何はともあれ ここまで来ました。これから乾燥庫に入れ じっくり水分を抜きます。3週間は掛かると行っていますが、待ちきれるか?

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2014年02月02日

近くの山の木を使って家造り

 

 

先日 ちょうど新月伐採が出来た山の木の長さ選定に行って来ました。先月は27日から29日までが新月直前で この時期に伐採すると糖分の抜けた シミのないカビが生えにくい状態になることが 解っています。

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27日には、お客様にも来ていただいて伐採に対するお清めをしました。幸い雪もなく作業も程なく終了し必要な長さの選定が終わりました。

 

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木を伐採してもすぐ倒れると言う物でもなく 隣の木によりかかって倒れなかったり 写真のようにチェーンソーの歯が木にくいこんで抜けない等のトラブルがあったりと自然の中では様々です。ちなみに倒れない場合は、人が入らない安全をみて風の日を待つこともあるそうです。

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この山は数十年生の木と思っていましたが、年輪の数からして100年生近いものと解りました。先代の人からの時を越えた貴重な贈り物に感謝しなければなりません。この同じように植えた苗も同じように生長する物でないことを教わりました。同じ時間の経過でも太さの違う木が 同じ場所に存在しているのです。私達は太さに目がいきがちですが、細くても年輪のつまった良材も存在しています。

本来はここで葉枯らし乾燥が望ましいのですが、今回はこのまま製材所に運び 皮をむき 梁の形に両サイドを太鼓にひき バイオマス低温乾燥させ約一ヶ月後に再び私の目の前に来ます。

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2014年01月19日

元旦から山の木の選定に

 

今年は元日から山に入り 木の選定をしました。今はもう1月も月半ばですが、今年予定している住宅の梁に使う 根曲がりの檜の木を見つけに行きました。

梁 と言えば日本では松を使うことが多かったのですが、最近は曲がり物の松は敬遠されて入荷が少ないものです。また松はねじれも多く 私は好きな材ではありませんでした。そこで今回は檜梁を使うことにしました。傾斜のある山の中腹に育つ木は、根曲がりしているものでその曲がりを使うことにしました。

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雪の残る金時山の中腹にある檜林です。枝打ちのされている 手入れがされている林です。残念ながら 大きく曲がっているものは見つけられませんでしたが、梁に使うには十分です。

 

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全体に60年生くらいと思われます。目通り8寸から尺くらいのものが中心で良材を感じます。山に生えている木は、そんなに大きく感じませんが、住宅の室内に持ち込むと太すぎてバランスを崩すので選択が大事だと思います。

今日は、切りたい木に目印を付け 落ち着いて選定したので 良い組み合わせが出来そうです。来週27日にお客様と伐採をしに行きます。

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2013年12月31日

今年1年を振り返る。

 

おかげさまで充実した1年を送らせていただきました。11月には神奈川県から表彰されるほどの建築に携わった ほこりも感じました。。また地域に根ざした 農の生活を支える住宅の建築にも係わりました。また長年に渡り 私の仕事を見続けてくれた方の住宅作りは感謝の思いでいっぱいです。若い家族の晴れ晴れしい住宅作りもあり 年を経ての 終の棲家となろう建築もあり 家造りの様々を学ばせていただきました。改めて住まう方との私達作る側のシンクロが大事だと思います。

来年も楽しみな住宅造りが目白押しです。私も高齢の部類になってしまいましたが、様々なデザインや工法にチャレンジ出来そうです。経験の引き出しも 増えてきたし 頭もまだまだ柔らかいつもりです。体が少し重くなってきたのが気になっていますが、それは今年のテーマとしてスリムを目指します。ただ私が表に出過ぎると若い方に迷惑もあるのでそこそこにして行こうと思います。

私事ではありますが、今年の5月に2回目のイタリアを旅行しました。台湾へは社員旅行としてのぞいて来ました。ささやかではありますが、違った風景 食事 言語 等の文化の違いや 五感で感じる様々な感覚は いつも新鮮です。頭や体を前向きにしてくれます。また元気でなければ 行くことが出来ない物です。若い頃のサバイバル的な海外旅行は、もっと刺激的で新鮮でしたが、今出来る柔らかな 旅 も悪くない と思います。

来年はもっと色々なセミナーに参加しようと考えています。目先に時間を取られていると大きな また 小さな大事な視点を見失いがちになりそうで。

さてこれも あれも 全てはお客様あっての 継続 です。お客様の支持が無ければ成り立たない事業です。多くは いりません、共鳴していただける方の為に またその輪が広がるよう活動し 努力していきます。 来年も宜しくお願いいたします。

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2013年12月30日

完成?伝統工法住宅

 

長らくお待たせいたしました、私もハラハラしていましたが、年末になってようやく見せられる形になりました。でも 実話まだなのです。お客様ごめんなさい。

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木の香の香る室内は 懐かしさを感じる風情です。土の土間 漆喰壁 表しになった木の梁 板戸 高見の排煙窓 煮炊きの出来るカマド がある予定でしたが、間に合いませんでした。

思いの外温かく感じました。まだ不十分ですが、みんなで気密や断熱を意識した工事の結果だと思います。温かい日差しが入り込めばたいした暖房機は必要なさそうです。

こういう伝統的なデザインの住宅での気密や断熱は非常に難しくある意味出来ない といって良いと思います。デザイナーさんには、そこは曲げてお願いしている所ではあります。確かに昔のスタイルで暮らしたい と言っているお客様に断熱や気密の説明が必要なのか?といった自問も合わせて持っていますが、私が係わる以上そこは曲げたくありませんでした。

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来年は外構工事やカマド造り を経て完成です。

 

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太陽熱温水器のお湯も使える開放的なお風呂場です。桧葉の浴槽が懐かしいでしょう?。外から野良着で帰っても直接入れる浴室は、お客様の希望でした。奥に洗面や台所が見えます。

 

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ホントの土間です。ここが、この家の中心で生活の要になります。手造りのキッチンや荒木で出来た戸棚 手前側には カマド が出来ます。

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地元の木材で 地元の職人の手で 地元の方に住んでもらう、地産地消の経済 作りすぎず消費しすぎない 農 のある暮らし、移築も容易な伝統工法 最後は土に帰るサステイナブル素材

建築に携わる方のみならず暮らしを問う 生き方そのものを提案する住宅の 一つの形です。

小さくはあるけれど中身の濃いコンセプト住宅です。完成までお伝えいたします。お待ち下さい。 

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2013年11月30日

神奈川建築コンクールに入賞

 

 

さる11月19日 横浜開港記念会館にて平成25年度 県下での建築コンクールの表彰式が有りました。昨年建てたウエーブ屋根のある住宅です。デザイナーさんの応募により私やお施主様まで読んでいただき 晴れ晴れした気分で臨みました。

住宅部門で7件 一般建築部門で12件がそれぞれ入賞しました。住宅部門では 建築計画の優秀性やそれを具現化する施行技術 そして建て主の創造的な住まい方によって使い込まれて発展する楽しみ、その三位一体となった作品が選ばれたようです。その歯車の一つになり得たのは少し誇らしい気分です。デザイナーさんの横溝先生や木暮君には感謝します。計画の段階から予算確定まで ホント色々ありましたが、苦労が報われましたね。良かったです。

改めてこの作品を振り返りましょう。

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二つの楕円を組み合わせたR梁です。ホントに良くこんなの造るね。関心関心。自分で驚き。

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全ての勾配の違う登り梁に少しずつ高さを変えた大垂木を45度に配して作り上げた屋根曲線です。

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エル型のFRP型材に細かくスリットを入れて緩やかにカーブをつけたのですが、困難を極めました。

 

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一つひとつが手作業の連続でその集大成がダイナミックなラインを生み出して行きます。

 

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冬 そして春から秋へ。季節が流れて行きました。

 

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この垂木の間に一枚一枚クセを取りながらのシナ合板を止めていく作業は気の遠くなるものでした。

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この時点では まだ内部の完成は仕上げの行程を残すのみ となっていました。美しいと思います。

 

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2013年10月14日

伝統工法住宅でのモミガラ断熱

 

解体しても環境に害を与えない素材と工法をつきつめた住宅建築です。今その断熱材にもこだわりモミガラを使って断熱工事が行われています。

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お伝えしたようにモミガラだけでは写真のような升に入れ込む事は出来ません。バインダーとなる接着剤が必要なのです。現場では石灰をその媒体として使っています。配合や調整などは現場担当の企業秘密としています。

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モミガラと石灰を混ぜ 升の大きさに合わせた手造り容器の中に入れ ところてんのように押し出して升に入れます。

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お分かりでしょうか?とても手間なのですが究極の自然素材の断熱材です。石灰もモミガラも最後は大地に戻り 自然を痛めません。また全ての壁をモミガラで埋めるのではなく 作業性の悪い所はウールの断熱材をちぎって入れています。

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最後まで自分たちで納得出来る素材で造る住宅造りです。無農薬食品と並ぶ安心 安全な建築であり 地場で取れうる素材で 地場の人々が 地場のお客様に還元する地産地消の経済サイクルとなっています。

少しでも こんな建築をやっている我々に注目が集まってくれることを願っています。

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2013年10月13日

伝統工法住宅のその後 モミガラ断熱材

 

暫く間が空いてしまいましたが工事は少しずつではありますが、進んでいます。今日は、構造の話から壁断熱の状況へと移ります。

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上の写真のビニール袋の中身がモミガラです。この一つひとつのモミガラの独立気泡が断熱材の役割を果たします。さて これをあの格子升の中へ 一つひとつ入れ込んで断熱壁にしていきます。

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升の中に入れ込んだ状態のと壁と これから入れ込む壁の写真です。建築の趣旨として解体してもゴミにならない を主張しているので壁の中でも侵されず かつ崩れない そして固まる を成立させ なお手早くあの升の中に入れなければならない、現場では知恵を出すんですね。私も なるほど と思いました。

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作業風景です。

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2013年08月30日

伝統工法住宅のその後

 

 

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屋根廻りの作業が終わると筋交い工事に移ります。写真の格子状のものが今回の筋交いの役目を担います。伝統工法では斜めに入れるやり方にはしません。法律の中で認められている工法の一つではありますが、他には、落とし壁工法、貫通し工法があって 耐力壁として係数がそれぞれ違います。格子壁の係数は ちなみに0.9です。0.9というと12ミリのプラスターボードを貼った壁と同じ耐力壁です。やや専門的ですが、伝統工法の場合 ただ壁を強くすれば良いというわけではありません。壁を強くしすぎると今度は柱の引き抜き力が 大きくなって金物で止めないといけなくなります。あくまで伝統工法ですのでしなやかにバランス良く弱く (言葉に語弊がありますが) 造る必要があります。

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それにしても美しいではありませんか?当初から きっと格子壁が組めたらふさぎたくなくなるでしょう?と思って居ました。その通りになりました。これからこの格子の升の中に本邦初の 籾殻断熱材を入れ込む作業があります。さてどうなるか 不安と楽しみが あります。

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詳しい写真です。格子の材は45×90を相欠きして組んでいきます。それを柱間 足固め 桁固め間に入れ込みます。

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製作中の格子です。

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ホント 見えなくなってしまうのが残念です。

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2013年08月28日

今年の夏休み子供工作教室

 

今年も恒例の工作教室を開催いたしました。

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お客様OBによる 工作教室ですが、今年は涼しくて皆さん良かったと思います。

今日は自社での工作教室ですが、毎年市内の小学校でも 組合主催の工作教室に参加しています。そこでは 毎年数十人を相手にします。イスやプランター 本立て 船 等あらかじめ決められたものを造ります。ノコギリ使いや釘打ちなど 教育の一環としての内容です。

自社では お客様の造りたい物を優先します。もちろんナイフでの鉛筆削りは体験させますが。

というわけで 機械を使うこともします。結果としてしっかりした物が出来るので末永く使えることができるでしょう。

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子供さんのイラストに基づいたイスです。一番大変だったと想います。

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大人も重宝する下駄箱です。

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お姉さん共々の本箱兼収納箱です。

 

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終わったら お楽しみの お昼ご飯です。内の奥さんが前の日から準備したビビンバです。ご苦労様でした。

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2013年08月11日

伝統工法住宅の上棟 (5)

 

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屋根工事の後半 野垂木を流しています。下に敷かれた気密シートを押さえる様に垂木 面戸板を固定します。

 

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垂木と面戸板。面戸板のしゃくりは 通気層の確保です。

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しゃくりの部分に防虫網を固定し垂木の間にウール断熱材を敷き込みます。断熱材がふくれ上がって通気層をふさぐ事を避けるため 段ボールを コ の字に折り はめ込んで 上に野地板を張ります。

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垂木の間に断熱材 通気用段ボールをはめ込んで居ます。

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野地板を打つ段取りが、出来ました。

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2013年08月10日

伝統工法住宅の上棟 (4)

 

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化粧野地板が張られ その上に白く反射するビニールシート 気密シートが張られています。

天井全体の漏気を押さえます。天井板ももちろん天然材なので隙間が出ます。冬の暖まった空気が逃げないようシールの役割をします。

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気密工事で大事なのは気密の連続です。外壁側の白い先張りシートを際垂木に載せ屋根の気密シートをその上にかぶせ 化粧野地板で押さえます。写真はケラバ部です。軒先側側は 面戸板の真で折り下げ 同じく化粧野地板で押さえます。

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写真では わかりにくいでしょうが 丁寧な作業が求められます。

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2013年08月09日

伝統工法住宅の上棟 (3)

 

 

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桁下の頭固めの3方差しの止め方です。シャチ棒にシャチ栓が打ち込まれ 柱をしっかり挟んでいる様子が見えると想います。直行する梁にも栓をします。

桁と頭固めの間に挟まれた力板と合わせこれらの部分が筋交いの一端を担います。これから柱間に筋交いの役割を担う格子状の物が組み込まれます。

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化粧野地板が打ち終わります。

 

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外壁のケラバ部分の先張りシートです。タイベックを使用しています。透湿防水シートで強い機密性は期待出来ませんが、面で使用する時は大きな 漏気 はありません。

屋根気密と壁気密の連続性を図っています。壁工事をするときにはこの白いシートの下に壁用のタイベックを連続させます。

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