2016年02月28日

速報 完成現場見学会のご案内

 

しばらくぶりの見学会です。予てよりトリプルガラスサッシを待ち望んでいました。今回ようやく希望に添える住宅の完成を見ました。

低炭素住宅として 一ランク上の断熱住宅です。壁厚150ミリ 天井300ミリの断熱材を使いました。UA値(熱の通し安さ)

が、0,4.等級4が0,87以下ですので数字上倍の通しにくさ と言えます。北海道仕様です。また夏の日射の入りやすさでは

、等級4では2.8以下ですが、ここでも1.1と倍の数字が出ています。そして1年間に使われるエネルギー量、75MJ,

金額で示すと¥228,490 月平均1.9万円。暖玲房から換気 照明 家電 給湯までもすべて含めてです。私個人では

実際もっと少ないお客様の家があるので この数字はもっと低いだろうと考えています。

 

1

 

P1080780

勾配天井の最」トップにある排気窓、夏の昼間の廃熱に効果的。夕方6時以降の今度は山風と言われる涼しい北側からの風を取り込むのに最適な窓です。また風のない時でも勾配天井は自然排熱しますし プロペラファンも効果的に使えます。

 

P1080792

これはルーバー雨戸。風を取り込みたいときに使います。防犯も兼ね締め切った状態でも使えます。表から見ると。

P1080793

P1080794

 

開閉できるルーバー雨戸。もっと採用してほしいですね。この家では引き窓すべてにつけて通風を図っています。

P1080790

 

このように深い軒やひさしを設けることにより夏の陽を避けます。箱になりがちな今風のデザインに古典的ではありますが、昔の知恵として一石を投じたいと思います。

 

P1080778

今 すべての窓ガラスにこのマークが貼られているの ご存知ですか?省エネマークで星が多いほど省エネ等級を示します。トリプルガラスなので当然最高等級です。ちなみにこのマークの横に見えにくいですがこのガラスの構成が書かれています。見学会に来たとき探してください。ちなみにトリプルガラス クリプトンガス

ローイーガラスとあります。LOW−Eと書きますが、金属粉をガラスに練り合わせ 熱戦を反射する仕組みとなって より断熱性能が高いのです。

 

P1080786

解体されたこの家の7寸の大黒柱です。曲がりを直し埋め木をして再利用です。和室の差し鴨井と一緒に加工し直して使いました。

 

P1080787

 

P1080784

居間入口の古建具です。横のは2千枚入るCDラックを作りました。

モダンな洗面脱衣室にも古建具です。とても似合っています。

6

 

和室の押入れの戸も再利用のものです。欅の差し鴨井が異常に向くってしまいました。戸が外れそう。

P1080776

 

 

客用のトイレの古建具です。かなり凝った作りでお客様が一目で気に入ったものです。手前の手洗いとのコントラストが良いですね。

4

 

引き出しのある古家具と食卓テーブルです。なら材を使った素朴ではあるけれどしっかりしたつくりの家具です。

8

 

 

古家具の上は現代つくりの収納箱です。

7

 

 

 

クラシックとモダンが入り混じった面白いダイニングキッチンだと思います。

9

 

個室には机があるだけです。個室側の床は松。LDKの床はなら材です。それぞれミツロウワックスとオスモフロアカラーを塗っています。

P1080779

 

P1080783

天井につりさげらえれたプロジェクターです。大型画面100インチだそうです。下の壁面に写し出そうとしています。

 

P1080788

どうでしょうか?手の込んだつくりと思います。全室漆喰仕上げ 壁天井にはPBボードで機密を取り天井はその上に杉板を重ね貼りして防火に対応しています。

素材感や雰囲気は見て触って感じないとわからないものなので ぜひご来場をお待ちいたしております。当日3月5日、6日お天気が良いといいのですが。

posted by yamada at 16:51| Comment(0) | 日記

2015年12月31日

今年も押し詰まりました。

低炭素住宅の建築が進んでいます。土間断熱工事や150ミリ壁断熱 300ミリの天井断熱。三層ガラスの窓サッシ。どれもが初めての試みでその性能が期待されます。加えて古材の再利用や 新感覚のデザイン 閉じるばかりではない採光計画や通風計画、こだわりの自然素材での仕上げ。ほぼ木工事が終わりましたので少しだけ公開いたします。

 

約90ミリの床断熱材を落とし込みながら床下地合板を貼っていきます。床を貫通する

すべての配線配管などの隙間をシールして気密を徹底します。

P1080614

 

外部左官下地のラス下地板斜め貼りです。

P1080617

 

外部貫通穴のシール状況です。気密を意識しますが当然雨水侵入もなくなります。

P1080623

 

サッシの形状も進化しました。ガラス建具の縦框が枠に隠れるようになって より外部熱が伝わり

にくくなりました。ちょっと見はわかりませんが、ガラスは3枚入っています。

P1080619

 

 

ウール断熱材の膨れ具合がわかりますか?最低でも150ミリは膨らみます。他の断熱材では

ありえない性能です。

P1080639

 

こんな風に断熱材が収まります。当然窓の隙間や細かな隙間はすべて充てんされます。

細かな作業ですが うちの大工さんは優秀です。

P1080633

古材を再利用した和室 押入れです。和室は壁や天井の収まりが複雑で無垢の板では隙間が

出来てしまうので気密シートを先貼りします。桁上の黄色いシートや押入れ板下のはみ出ている

のがそれ です。一般的に気密シートは仕上げ材のすぐ上に貼るものですが調湿性能の高いウール

断熱材なので全く問題はありません。

P1080634

断熱材と杉板天井が一体になっているのがわかるでしょう。

P1080645

壁に貼るすべてのプラスターボードは外壁側も間仕切り壁も桁まで貼りあげ気密を計ります。

桁にあけた電線穴はコンセント穴と通気してしまうのでそこもシールします。そこまで気を遣うのは

わが社の伝統です。

P1080644

壁や天井を隙間なくプラスターボードで貼ります。この作業が気密の性能を高めます。同時に

以後貼る杉板天井の防火にも役立ちます。

 

P1080661

廊下の板天井を貼りはじめました。

 

P1080663

 

今年の現場からの中継は以上です。今は忙しくお正月過ぎからは三島にも通います。でも

引き続き この住宅のレポートは完成まで継続するので こうご期待ください。

posted by yamada at 12:09| Comment(0) | 日記

2015年11月15日

上棟出来ました。

 

 

 

P1080610

 

P1080612

 

 

P1080611

 

平屋で約36坪ある軒の深い理想的な日本家屋と思います。広いLDKが吹き抜きになっていて北側の最高部の窓が

この家の大きな特徴にもなって 特に夏の自然排熱に大きく機能する役割を持っています。この地域ではほとんどみられないでしょう

高断熱仕様の住宅ですが日射を遮る工夫や無風時での自然排熱 施錠出来て通風可能な雨戸の利用等 高断熱ではあるけれど

夏の高温多湿の状況をいかに自然な状態で過ごせるかの工夫を凝らしています。

 

 

P1080599

 

お客様にとっては一生に一度あるかないかの喜ばしい瞬間なので出来るだけ思い出に残る祝い事にしてあげたいと思います。

それでも今はお酒を飲んで帰ることも出来ない状況だし 飲めや歌えの昔の様は抑えられ静かな上棟式になりました。

posted by yamada at 07:38| Comment(0) | 日記

2015年11月08日

上棟に向けて

P1080589

 

 

P1080590

 

P1080597P1080598

 

今回は特に基礎断熱にも配慮しました。居間や居室は床断熱ですが玄関や勝手口 浴室などの

床については床がないので土間や基礎立ち上がりの部分で断熱します。この現場では内側に貼りました。

ここでも申し上げますが断熱材とは熱が伝わってくることを遅らせる素材であって 熱が来ないようにするのではない

ことを確認してください。

 

P1080594

いつもの一体打ちでのコンクリート作業です。枠を浮かせたり固定したりの作業は面倒で正確性が

劣りますが文字どうり土間と立ち上がりが一体なのが優れていることは当然です。

さて いよいよ上棟を迎えます。

posted by yamada at 08:12| Comment(0) | 日記

2015年11月01日

低炭素住宅?

聞きなれない方も多いと思います。住宅における省エネルギーの程度を意味します。できるだけ二酸化炭素を出さない家つくりなのです。

京都議定書の二酸化炭素排出量抑制に直結する問題で 地球にやさしい家つくりとはそういうことなのです。

国の方針で2020年、オリンピックのある年ですね それまでに義務化する省エネ基準というものがありますが、その基準の10パーセント以上

削減できる内容の高性能住宅つくりと言えます。具体的な数字は一次エネルギーの消費量で計算されます。家庭内で使われる電気やガス などは

化石燃料資源で どれだけ使ったかを熱量(Jジュール)という単位で表します。すごい話だね。一介の大工さんが考える内容じゃないですね。

 

ちょっとこ難しい話になってしまいましたが、限りある資源をできるだけ消費しないようにしましょうということ。でもまだこの上があるんですよ。零エネルギー住宅。

近い将来は太陽光発電と組み合わせ蓄電池を設けた電力ゼロの住宅、この再生可能エネルギーを擁したゼロエネ住宅を2030年まで平均で達成

しようとの目標があるんですよ、国には。

 

なにはともあれ 快適な住宅を作るには高断熱は切っても切り離せないことなので そのレベルが数段上がることは大変良いことだと考えています。夏の日射

を遮る性能や外の空気を快適に通す計画 また人間の五感を発達させる自然素材の使用 なつかしい心地よいデザイン、そこそこの価格で臨む今回の住宅に自分自身も期待しています。

posted by yamada at 08:03| Comment(0) | 日記